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コーヒーの味がダイレクトに味わえる「フレンチプレス」

コーヒーをおいしく淹れるには、それなりの手間と手順が必要です。
ドリップする場合だと、淹れる人の腕前によって、
かなり味が左右されるのが現実なところ。

「昨日はうまくいったけど、今日はちょっとイマイチかなあ」など、
いろいろと試行錯誤していくのも楽しいものですが、
「もっと手軽においしいコーヒーが飲みたい」と思ったときにはフレンチプレスを
候補に挙げてもいいかもしれません。

ドリップと違って、お湯の注ぎ方に注意すべきところが特になく、
個人の技量の差が比較的出ず、
安定した味のコーヒーが淹れられるというのがうれしいところです。

センスがよく人気の高いボダム、1921年創業と歴史のあるハリオ、
機能的なデザインのリバーズなど複数のメーカーから出ているフレンチプレス。
器具やカップを用意してお湯で温めれば準備完了です。

ポイントはとにかく焙煎したての新しい豆を使うこと。
コーヒーの味がそのまますべて抽出されるフレンチプレスは、豆の新旧
が味に決定的な差をつけます。豆を粗挽きにして(濃い目がよければ中粗挽き程度で)
容器に入れ、お湯を注いでかるくまぜ、蓋をして4分待機。
その間にお菓子の準備をしてもいいかもしれません。

時間がきたらゆっくりとプレスした後、カップに注ぎます。
ペーパーフィルターなどでは抽出されにくいコーヒーの油分もそのまま出てくるので、
コクのある味わいを楽しめます。そして意外にまろやかです。

ただ、万能に思えるフレンチプレスの味にもひとつ弱点があって、
それは「やや粉っぽくなる」こと。ペーパーやネルを通していないので、
どうしても細かな粉が残ってしまいます。

「透明感やすっきりした味で飲みたい」という場合にはドリップで、
「豆のオイルも含めて楽しみたい」という場合にはフレンチプレスで、
と使い分けしてみるのもよいかもしれません。

フレンチプレスでは豆の個性がダイレクトに現れてきますので、豆の銘柄を選ぶのも楽しくなります。
焙煎度も、浅煎りは香り高く、深煎りはしっかりとしたボディ感。
コーヒー豆のもっている素材すべてが手軽にかつおいしく味わえるフレンチプレス。

ぜひ試していただきたいものです。