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コーヒーに関する入門的知識

コーヒーは、エチオピアが原産です。ここから世界中に広まりました。
コーヒーの栽培は、熱帯地方が中心です。コーヒーには数百もの品種がありますが、
現在流通しているコーヒー豆のほとんどはアラビカ種です。コーヒーの実は、
熟すと色が緑から暗い赤に変化します。サクランボに似た色合いです。

高品質のコーヒーは、手摘みで収穫されたものが多くを占めています。
手摘みの場合、収穫時にまだ緑色をしている実があるときは、とりあえず残しておき、
熟すのを待ちます。赤くなった実だけを収穫するため、手間と労力がかかります。

この方法だと、実の成熟度合いを見るために、同じ木に何度も戻る必要があるのです。
成熟の度合いにかかわらず、すべての実を一気に機械で収穫する大規模コーヒー農園とは
対照的な収穫方法と言えます。

コーヒーの実には、二つの種が対になって入っています。外側の皮をむくと、
粘りけのある半透明の皮が現れます。
コーヒーの実は、このどちらの皮も取り除いてから精製されます。
精製方式としては、水洗式が代表的です。
実を乾燥させた後には、パーチメントと呼ばれるもう一つの皮が取り除かれます。
その後に行われるのが、生豆の選別や焙煎です。

世界で最大のコーヒー生産国は、断トツでブラジルです。
ブラジル国内では、サンパウロ周辺の地域でコーヒーの生産が最も盛んに行われています。

広い農場での単一栽培が特色です。栽培と収穫の機械化が進んでいて効率的ですが、
環境面と品質面には課題がないとは言えません。コーヒー生産国としては、ベトナムも有名です。

国の指揮のもとで栽培が開始された経緯があり、
コロンビアを抜いて世界で2位のコーヒー生産国の地位に躍り出ました。

しかし、品質には課題が残っている状態です。コロンビア産のコーヒー豆も、
昔から世界的に高い知名度があります。生産地は、国土の西部と北西部が中心です。
この地域には、家族経営の小規模な農場が点在しています。
こうした農場で収穫されたコーヒー豆は、輸出前の選別とブレンドが丁寧で、
品質が安定しています。コーヒーの原産地、エチオピアのコーヒー豆も健在です。
風味の際立ったコーヒー豆が生産されています。

ジャマイカ産のブルーマウンテンも有名なコーヒー豆ですが、高価です。
それは、収穫される量がかなり少ないためです。
その他、ハワイで生産されているコナコーヒーもよく知られています。

なお、コーヒー豆は、産地にかかわらず焙煎が必要です。
豆の種類により、焙煎のレベルも変わってきます。